ミッドランドへ向かう途中の心の状態と場所の感覚を掘り下げてみました。

テキサスで撮影した写真をもとにした、この図像解釈学の調査は、過去と未来の関係について問題を投げかけています。タイトルは、テキサス州の真ん中にある街を指し、また人と場所を繋げる心理的な空間としてのメタファの役割を持ちます。私の興味に地位の象徴を融合し、そしてそれは単なるドキュメント的なものではありません。それぞれの半自叙伝的な現実は、精巧な内なる神話からくる繋がれた感覚から成り立っています。儀式や地位の象徴といった独特な風景からくるシンボル、図像そして文化的なお決まりの文句の流れが常に存在します。私は、夢と現実が声を揃えて歌うような自身と文化の間にある複雑なものに興味があります。



ナンシー・ニューベリーは、ダラス、マルファおよびテキサス､アメリカにて活躍中の写真家。

(翻訳　山田晃弘）

ナンシー･ニューベリー　ウェブサイト