天国と地球 デイヴィッド・シャノン−リアー
Of Heaven and Earth by David Shannon-Lier
ドルトンハイウェイに上がった月の反射、アラスカ
草原での月の入り、ジラ国立公園、ニューメキシコ
チョークの月の出、ムレイポイント、ユタ
クレーターでの月の入り、エル・ピナカテ、ソノラ
反射#2(月の遷移)、メサ、アリゾナ
黄昏の月の入り、フライング W ランチ、カンザス
タンポポと朝日、リビングストン、モンタナ
反射#9(太陽の遷移)、ウルフフラッツの冬、アイダホ
杜松と月の出 トントナショナルフォーレスト、アリゾナ
メスキートと月の入り、マザンツァイの荒野、アリゾナ
望楼の月の入り 100マイルハウス ブリティッシュコロンビア
チャコールと月の出、メサ、アリゾナ
ファイアウッドと月の入り、タトルクリーク州立公園、カンザス
サグアロと月の出、ロストダッチマン州立公園、アリゾナ
反射#3(月の入り)、メサ、アリゾナ
屋根の上からの月の入り、ヴァンクーバー ブリティッシュコロンビア
若木と月の出、スクワレルクリーク、アラスカ
石と月の入り、キャノンランド、ユタ
自宅に上がった月の反射、メサ、アリゾナ
この三年間、北アメリカを旅しながら、太陽と月の構成に注意しながら写真を撮ってきた。時には賞賛から、また時には矛盾する欲求からからくるものを写真にしたいと切望している。これは、その土地に属していて、またその土地は自分のものであるという概念から、写真の単一の視点という魅力から、とても特別な場所での貴重な数時間から来ていて、また時間や空間自身の包括的でないスケールと対照的である。最後にこれらが、有名になりたいという欲望、いわば自分の足跡を残すといった、私自身の道徳観の興味から来ているものである。
デイヴィッド・シャノン−リアーは現在どこかの路上にいます。
(翻訳 山田晃弘)