小さな物の命 アダム・エクベルグ
The Life of Small Things by Adam Ekberg
日食
エアゾール缶と放置された果樹園
精密な均衡
燃える骸骨
森の中のカメラ
配置#1
配置#2
部屋の中の風船
山中のミラーボール
収差#8
金魚
辺境の地#1
1ガロンのミルクを別の容器に入れ替え中
凍った湖の花火
ろうそく、鏡、レーザー
小さな火の消火
デッキチェアの爆発
凍った湖の掃除機
出来事#2
紙飛行機
ドキュメント写真に潜在する計算されたパフォーマンスの中で、束の間の出来事を探索します。些細な出来事を起こすことは魔法のようなもので、ありふれたものを感動的なものに変えます。つくられたイメージの中に、具体的な祝いの図像を再配置し、小さな光景を作り出します。この課程で、写真の枠外の詳細で精巧な制作物が必要とすることで、枠内に見えるものにシンプルさや率直さを表すことができます。私にとってこれらの物がこの世界に存在することが、それが、たとえ写真を撮った一瞬であったとしても、とても重要なことです。
アダム・エクベルグは、ニュージャージー在住の作家。はじめてのモノグラフとなる「The Life of Small Things」はWaltz Booksより出版。
(翻訳 山田晃弘)