In, If Not Always Of(中に、いつもそうでなければ) パト・ヒバート
In, If Not Always Of by Pato Hebert
トゥアラティンヒル自然公園のオシレータ(2014)
エコラ州立公園のオシレータ(2014)
スコット州立公園のオシレータ(2015)
ワシントンパークのオシレータ(2014)
オソスオークス州立公園のオシレータ(2015)
オセアノ砂丘SVRAのオシレータ(2015)
モニュメントロックス国立自然公園ランドマークのオシレータ(2015)
クレアモントヒルズ公園のオシレータ(2015)
フォッシルブットナショナルモニュメントのオシレータ(2015)
ランカコス州立公園のオシレータ(2015)
ペトリファイドフォレスト国立公園のオシレータ(2015)
テラピンビーチ公園のオシレータ(2015)
ブランディーワインクリーク州立公園のオシレータ(2015)
バッドランズ国立公園のオシレータ(2015)
ロッキーピーク公園のオシレータ(2015)
カリソプレインズナショナルモニュメントのオシレータ(2015)
フェアマウントパークのオシレータ(2015)
デッドホースポイント州立公園のオシレータ(2015)
エリシアンパークのオシレータ(2015)
グレートスモーキーマウンテン国立公園のオシレータ(2015)
「In, If Not Always Of(中に、いつもそうでなけれな)」は、実在や存在として様々な風景の中にある、私が「オシレータ」と呼ぶ、カメラのパフォーマンスが作り出したものの作品集です。オシレータは、その単純または常にに存在するコンテクスト以外で、環境を反映します。このシリーズは、仏教の考えにある相互関連性、自身の空想や捕らわれたエゴからヒントを得ています。オシレータは私たちと場所や空間の関係性、人類と自然を分ける限られた考えについて質問を投げかけます。
自然なしのエコロジーの中で、ティモシー・モートンは、西洋的な自然に対する「そこにある」そして人類とは切り離すという概念が、私たちのエコロジー的な挑戦の一部であると気づかせてくれている。人類は、単純に自分たちを例外で別なものとは見ることができません。リチャード・グルシンなどが非人類の転換と呼んでいることを考えなくはいけません。これらの考えを公園の中のオシレータの存在を通して探求しながら、それがすべてではなくても、なおも人の手でアクティブに形作っています。
オシレータは、時には周囲の環境を映しだしますが、風景に覆われ形づくられもします。従属と疎外の間を揺れ動きます。ある時はオシレータがその存在をコントラストと違いを通して主張しているようでもあります。またある時は、もっと継ぎ目のないように混ぜられ、コンテクストからほぼ見分けられなくなることもあります。さらに、変化を作り出すこともあります。本シリーズ全体で、私は不協和音と共鳴音の両方を演奏し、これらがどのように繋がりと相乗効果に対する深い理解へと続くのか探究しました。
パト・ヒバートはロサンゼルスとニューヨーク在住の作家。
パト・ヒバート ウェブサイト