ニューヨーク ニューヨーク レイナー・ホッシュ
New York New York by Rainer Hosch
NYC 05.15.09 - 09:45:33 AM
NYC 09.03.09 - 09:49:51 AM
NYC 04.27.12 - 09:35:44 AM
NYC 03.10.08 - 12:16:37 PM
NYC 10.08.10 - 11:35:12 AM
NYC 05.27.09 - 01:49:50 PM
NYC 03.30.11 - 02:58:05 PM
NYC 05.05.09 - 10:38:43 AM
NYC 04.28.10 - 10:24:49 AM
NYC 05.15.09 - 11:51:02 AM
NYC 02.13.12 - 03:14:38 PM
NYC 09.24.09 - 11:31:41 AM
NYC 03.08.11 - 04:29:39 PM
NYC 08.05.09 - 10:40:36 AM
NYC 05.03.11 - 06:59:12 PM
NYC 09.17.09 - 10:02:47 PM
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NYC 10.11.09 - 01:42:16 PM
NYC 04.29.09 - 12:00:25 PM
JNYC 09.30.09 - 10:12:34 AM
このプロジェクトを2008年に開始した当時、私は何を探し求めているのかよくわかりませんでしたが、日常的に自分の目の前にあるものを撮影しようと駆り立てるものがありました。街の活気を記録することにのめりこみ始めると、私を夢中にさせるものが、その活気が街を歩く人々それぞれにどのような影響をもたらすのかということを描写することだということにすぐに気が付きました。人が私の興味を駆り立てます。見知らぬ人のポートレート、旅の同行者、歩く動作、おしゃべりそして沈黙。しばしば、群集のなかの孤独感。すれ違うすべての人を記録したいと思っています。撮影には小さなデジタルカメラを使い、手にもって隠すようなことはしませんが、注意をひかないようにできるだけ目立たないようにします。シャッターは、私の個人的な一時停止ボタンとなり、瞬間を凍らせ、いわば凍った現実を創り出します。
世紀を跨いで、街の生活は大きく変わりました。現代技術と通信は、ここ数年で我々が大都市を移動する方法は変貌しました。携帯電話、ショートメッセージ、iPodやヘッドフォンなどだけがコミュニケーション方法を変えたのではなく、選ばずとも社会的な側面において、これらの物は私たちの興味を地球規模の村のバーチャル世界または個人的な旅のサンドトラックへと向かわせているように見えます。私の使命は、記録することで、ここで現実世界と関りを持つことでで、私が見つけたものの意義は時とともに明らかになるでしょう。
レイナー・ホッシュはカリフォルニア州ロスアンゼルス在住の写真家。
(翻訳:山田晃弘)