“Imperfect Moment” 侘び・ポジティブな瞬間 福川芳郎 (Blitz Gallery)

ギャラリストステートメント

ムーンスケイプス 高橋和海

Moonscapes by Kazumi Takahashi

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「High Tide Wane Moon」のテーマは「引力」です。

「自分は何故写真を撮るのか?」という根源的な「問い」に、仮に「ここにカメラを持って立っていることが写真家だから」、という「答え」を出してみました。そして「自分がここに立っていられる」ということ、つまり「引力」ということをテーマとしました。

「月の満ち欠け」「星の動き」は太陽と地球の引力の仕業であり、「波や潮」は言うまでもなく「月」の引力の作用であり、だから「月」と「海」の写真は一対なのです。

写真で作品を創るということ、を深く考えてゆくと、「自分自身」が何者であるかということと、「写真とは何か」ということが、より直接的に意識されなければならないと感じています。
「海」は、漁師の家に生まれ育った自分にとっての原風景であり、生活の根幹です。漁師は必然的に「潮の満ち引き」に鋭敏に反応しています。
我々の目にする「月」は、太陽の反射を受けた「映像」です。月の「満ち欠け」は、地球の陰によるもので、「月」は、「光」と「陰」そのもの、「映像」の原初形態のように思います。「映像」である「月」「星」に太古から沢山の物語が生まれてきたという事は、「映像」と「人間」との関わりの原初形態を著わしているように思います。
「海」の写真には「自分自身の存在や起源」が、「月(星)」の写真には「写真や写真家の存在や起源」が象徴されていると考えています。

「月(星)」と「海」の写真は、私のなかでは「表裏一体」のものであり、「High Tide Wane Moon」は、それぞれの写真がそれ自身の持つ「引力」によって結びついて一対の作品となったものなのです。


写真集”High Tide Wane Moon"