プロローグ アンドリュー・コーナー
Prologue by Andrew Querner

焼かれた森 2011

道端のキャンプ 2011

スモーキー通り付近

KPARK 2011

イェローストーンペーパー社 2011

防雪フェンス 2011

エルデンホール 2011

コインランドリー 2011

梨 2011

ビリングス空港 2011

.マリア像 2011

フリオ 2011

ハンドル2011

砂漠

三人の友 2011


イェローストーン2011

クロウロック道路 2011
父と母が、それぞれの母国である日本とオーストリアから渡米すると、すぐにモンタナのビリングスでの誕生日パーティーで出会うことになる。1969年のことである。ずっと後になって、段ボールの中に父親が記念に持ち帰った折りたたまれたBig Boyレストランのメニューを見ると、両親が初めて目の当たりにしたアメリカの景色について考えるようになった。車で自宅のあるアルバータからビリングスという聖地巡りを始める前に、両親にできる限り詳細な思い出を教えてくれるようにお願いした。最初の印象、以前に住んでいた場所、日々の習慣、お世話になった人たち、週末旅行、日々の出来事などなど。地図と一緒に旅をし、聞き出した情報のリストがいつ車を停め、外に出てみればいいかというガイドとなった。少なくとも、その場で写真を撮ることで、母国を飛び出して米国、そして後にカナダへ移り住んだ両親の大胆さを私に知らしめてくれた。
アンドリュー・コーナーは、カナダのアルバータ州カンモー在住の写真家です。
(翻訳:山田晃弘)

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