六甲国際フォトフェスティバル2013特集
ネオンサイン 藤倉翼
neon-sign by Tsubasa Fujikura
Minami4,Nishi4-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
2-22,Maruyama-cho,Shibuya-ku,Tokyo,Japan 2010
2-chome,Dotonbori,Chuo-ku,Osaka,Osaka-hu,Japan 2013
4-Chome,Ginza,Chuo-ku,Tokyo,Japan 2010
Kita3-43,Nangodori20-chome,Shiroisi-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2010
31-5,Udagawa-cho,Shibuya-ku,Tokyo,Japan 2010
Nishi14-1,MInami9-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
2-4-3,Sugamo,Toshima-ku,Tokyo,Japan 2010
Yoyogi,Shibuya-ku,Tokyo,Japan 2010
2-6-12,Kitaotsuka,Toshima-ku,Tokyo,Japan 2010
Minami2,Nishi4-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
9-10,Nishi3,Minami4-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
1,Dotonbori,Chuo-ku,Osaka,Osaka-hu,Japan 2013
16-2,Tsukisamuhigashi1-jyo,Toyohira-ku,Sapporo,Japan 2009
Minami4,Nishi4-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
3-chome,Ginza,Chuo-ku,Tokyo,Japan 2010
Kita3-28,Nangodori20-chome,Shiroisi-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2010
Minami4,Nishi4-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
Nishi3,Minami4-jyo,Chuo-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan 2009
2-15-8,Komagome,Toshima-ku,Tokyo,Japan 2010
Nishi4,Kita24-jyo,Kita-ku,Sapporo,Hokkaido,Japan,2009
1970年代に青春時代を過ごした母親に強く影響を受けた私は
当時の音楽、ファッションなどのカルチャーに強い憧れを抱いた。
経済成長期の日本を彩ったネオンサインに興味をもったのも
必然といえる。
ネオンサインの製造過程は、地道な職人の手作業によるものである。
使用される数メートルのガラス管は、一本一本息を吹き込みながら
熱で曲げられているものだ。
その全てはオーダーメイドによるもので
手工芸品というにふさわしい美しさである。
しかし時代の変化とともに、製造・維持管理コストの高さや
職人の高齢化、後継者不足により、ネオンサインは
新技術に押されて数を減らしている。
それを知ってから、私はネオンサインの写真を集めることに夢中になった。
出来る限り正面から撮影し、背景を切り抜くこの作品の手法は
最もネオンサインを美しく見せ、ひとつの場所で時を経て来た
風格まで感じさせてくれる。
私の「ネオンハンティング」はこれからも続くだろう。
藤倉翼 ウェブサイト