グリフィン・ミュージアム第17回公募展から

審査員ステートメント デボラ・クロンプ・チン LinkIconクリックすると審査員評を読むことができます。   グリフィンミュージアムウェブサイト


非永久性の教え タラ・セリオス
Lessons of Impermanence by Tara Sellios

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存在の全体をエレガントに表現し、生と死の幅広いテーマに重点を置き、さらにはかなさや非永久性、現世欲ということにも着目し、写真を作成するように心がけています。
アートの歴史の中では、初期の芸術で優勢だったキリスト教芸術からオランダの静物画作家の時代まで死は重要な存在を示しています。これらの作家がしたように、美と正確性のメランコリーなテーマを提示することで、見た目はグロテスクでゾッとするようなものが、誘惑的で鑑賞者が目を向けるようなイメージとなります。
これらの作品を通して、私は一時的なもので弱いという「生」の不安定さを明らかなものにするよう目指しています。


タラ・セリオス
米国マサチューセッツ州ボストン在住の写真家。

(翻訳:山田晃弘)

タラ・セリオス ウェブサイト